キャンプで焚き火をやめてしまう人が一定数いるのですが、どのような理由から辞めてしまっているのか気になってしまいますよね。
そこで、この記事ではキャンプで焚き火をしている私が、焚き火をやめてしまった理由や焚き火を諦めないための対策を、SNSで調査した結果や私の経験談からまとめました。

後半で紹介する焚き火の煙を減らす工夫なんかは、かなり役立つ知識だと思いますよ!
焚き火をしない選択肢はありなの?
キャンプで焚き火をするかどうかについては、キャンプをする方々の自由なので、焚き火をしない選択肢は大いにありです。
これから紹介していきますが、焚き火が苦手な方もいますし、焚き火がやりたくてもできない状況にあったり上手くできずに諦めてしまう方がいるのが現実。
キャンプでは焚き火をするのが当たり前だ!と高圧的に捉えるのではなく、それぞれの事情や考えがあることを理解し、焚き火をしない選択肢もある事を頭に入れておきましょう。



個人的には焚き火は好きなので、紹介していく対策方法で焚き火ができるようになる方が増えたら嬉しいです!
キャンプで焚き火をやめた7つの理由
キャンプで焚き火をやめた理由を、以下のように7つにまとめました。
焚き火の臭いが付くのが嫌だから
焚き火の煙の臭いが服や髪に付いてしまうのが嫌で焚き火をやめた、という方が圧倒的に多いです。
確かに、焚き火をすると結構な量の煙が発生し、服や髪に臭いがついてしまいます。
また、厄介なのが焚き火の臭いは簡単には取れず、キャンプから数日経っても臭いが残るので、焚き火の臭いを何日も感じることになってしまいます。
キャンプ場で焚き火をしている時に臭いを感じるのはそこまで気にならないけど、家で体や服から焚き火の臭いを感じるのは正直嫌ですよね。
火起こしや薪割りが苦手だから
初心者の方に多いですが、火消しや薪割りが苦手で焚き火を諦めてしまうという理由。
確かに、火起こしは薪にライターで着火して勝手に火がつくわけではないですし、薪割りについてはある程度のコツが必要ですし、薪の種類によってはかなり固くてナイフでは薪割りできなかったりします。
焚き火の後片付けが大変だから
焚き火の後片付けが大変という理由。
確かに、焚き火を終えたあとに燃え残った炭や灰を灰捨て場に持っていったり、灰捨て場がなければ家に持ち帰る必要があるので少し大変な作業です。
また、焚き火台を持ち運んだり洗ったりするのも一苦労なので、大変に感じる人がいるのもしょうがないですね。
お風呂に入りに行く時間が無くなる
焚き火をしていると、お風呂に入りに行く時間が無くなるという理由。
確かに、食事を終えお風呂に入りに行きたい時間帯と焚き火をしたい夜の時間は被ってしまいがちです。
また、キャンプ場にお風呂やコインシャワーがなく、銭湯や温泉施設が遠いと移動だけでもかなりの時間がかかってしまいます。
キャンプ場には焚き火の消灯時間や駐車場の門限があったりするので、どちらも楽しもうと思うとスケジュール管理が大変になってしまう場合がありますね。
道具を少しでも減らしたいから
道具を少しでも減らしたいという理由。
実際にキャンプに行ったことがある方なら分かるはずですが、キャンプに必要な道具は非常に多く、家の中で持ち運ぶのも車に積んだり降ろすのも一苦労です。
ファミキャンなどの道具が増えがちなキャンプや車の積載量がカツカツな方は、少しでも道具を減らしたいと思っているはずなので、気持ちはよく分かります。
小さな子どもがいて危ないから
小さな子どもがいて危ないという理由。
確かに、小さなお子さんがいる場合は、焚き火が熱くて危ないという事が理解できずに、火傷をしてしまう恐れがありますね。
特に1歳から3歳くらいまでの子は、自分で歩きよく動き回る上に、危険知らずなところがあるので要注意。
お子さんが幼稚園や保育園に行き始めて色々と理解できるようになるまでは、焚き火を控えても良いかもしれませんね。
熱いだけで魅力を感じない
これは暑い時期のキャンプにしか行ったことがない方に多いですが、焚き火は熱いだけで魅力を感じないという理由。
確かに、夜でも30度を超えるような気温が高い場合のキャンプでは、焚き火を控える人は割と多いです。
なので、暑い時期のキャンプでは焚き火をしない選択肢は大いにありでしょう。



寒い時期のキャンプでの焚き火は、体が暖まり最高なんですけどね!
焚き火を諦めないための対策方法
焚き火は嫌いじゃないけど、理由があり焚き火を諦めてしまっている方のために、焚き火を諦めない方法を以下のようにまとめました。
焚き火の煙を減らす工夫をする
焚き火の臭いが付くのが嫌で焚き火をやめたという人が多いので、焚き火の煙を減らす方法を試してみると良いでしょう。
詳しくは別記事で紹介していますが、薪を乾かしながら焚べたり、薪の種類を針葉樹から広葉樹に変える、煙の出にくい焚き火台を使うことで、煙を減らすことができます。


焚き火の臭いを取る方法を試す
焚き火の臭いが取れなくて焚き火をやめたという人が多いので、焚き火の臭いを取る方法を試してみると良いでしょう。
詳しくは別記事で紹介していますが、焚き火の臭い用の消臭スプレーを使ったり、酵素系漂白剤で洗濯をする、食器用洗剤に浸けることで、焚き火でついた臭いを取ることができます。


火起こしで燃えやすいものを使う
火起こしが苦手で焚き火を諦めている方がいるようなので、火起こしで燃えやすいものを紹介しますので、再度チャレンジしてみて欲しいです。
市販の着火剤が燃えやすいのはもちろんなのですが、着火剤以外で言うと、麻紐・松ぼっくり・フェザースティックなどを使うと、ライターでも火がついてよく燃えてくれるので、薪に火が移しやすいです。
他にも色々と燃えやすいものはありますので、気になる方は以下の記事を参考にしてください。


火起こしが簡単な火起こし器を使う
火起こしが苦手で焚き火を諦めていた方の中で、『火起こし器』を知らない人がいたら朗報です。
火起こし器は薪や炭を入れて着火剤などに着火するだけで、火起こしが完了する優れものです。
本当に作業はコレだけなので、火起こしが苦手な方は是非試して見てください。
私の愛用火起こし器でオススメはコレ!


お風呂に入らずスッキリする方法を試す
お風呂に入る時間がなくなるという理由で、焚き火を辞めている方に少し提案です。
お風呂に入らずとも、ある程度の汗を拭き取りスッキリできる方法があります。
それは、洗顔シートや汗拭きシートで体を拭き、髪の毛にはドライシャンプーを使うという方法。
さすがにお風呂に入ったあとのスッキリ感に比べれば劣りますが、そのまま寝ることを許容できるほどにはなってくれます。
お風呂に入らずスッキリする方法はこちら


まとめ:キャンプで焚き火をやめた理由と対策方法
この記事では『キャンプで焚き火をやめた理由と対策方法』について書いてきました。
焚き火をやめたり諦める理由は紹介してきたとおり人それぞれであり、強制や非難するものではありません。
ただ、焚き火がしたいけど諦めてしまっている方に関しては、焚き火を諦めないための対策方法で焚き火ができるようになったら嬉しいです。