鍛造ペグが重く持ち運びが大変なので、超軽量で強度が高いと噂のユニフレームの『ジュラパワーペグ』を購入してみました。
私のようにエリッゼステークやソリッドステークなどの丈夫なペグを使っている方からしたら、ジュラルミンのペグなんてすぐに曲がるんじゃないかと心配になりますよね。
そこで、この記事ではジュラパワーペグの使い心地や強度が知りたい方のために、私が実際にペグ打ちをして感じたことを紹介していきます。
それでは『ユニフレームのジュラパワーペグをレビュー|驚くほど軽くて強度の高い平打ちペグ』について書いていきます。
ユニフレームのジュラパワーペグ200/250の開封レビュー
まずは、ユニフレームのジュラパワーペグのスペック、特徴/デザインについてレビューしていきます。
それでは、スペックから確認していきましょう。
スペック
メーカー | ユニフレーム |
商品名 | ジュラパワーペグ200/250 |
サイズ | 長さ:200mm/250mm |
重さ | 約17g/約39g |
カラー | シルバー |
材質 | 超超ジュラルミン |
さび | さびにくい |
価格 | 200mm:6本1,800円 250mm:6本3,180円 |
ユニフレームのジュラパワーペグは驚くほど軽く作られており、長さ20cmのペグだと1本17gとソリッドステーク20などの鍛造ペグに比べて約5分の1となっています。
また、材質はアルミニウムの中で最も強度が強い超超ジュラルミンなので、鍛造ペグほどでは無いですが十分な強度と言えるでしょう。
とにかく軽くて強度の高いペグなので、荷物を減らしたいキャンパーにとっては最高のペグです。
特にソロキャンプの徒歩キャンプやバイクキャンプと相性抜群ですね!
続いて、特徴やデザインを見ていきましょう。
特徴/デザイン
全体のデザインとしてはテントに付属で付いてくるヘッドがフック状のピンペグのような感じですが、ジュラパワーペグの方がかっこいいです。
ヘッド部分は曲げ加工により、ペグハンマーの打撃をしっかりと地面に伝えられるような形状となっています。
ソリッドステークと比較
地面に刺さる先端部分はソリッドステークと比べても分かるように、かなり鋭くなっています。
また、強度を高めたり地面の中で回転してしまわないために平打ちもされています。
フックの部分は鋳造ペグのように溶接でつけられているわけではないので、ペグ抜きをする際にパキっと取れてしまう心配はなさそうですね。
ユニフレームのジュラパワーペグを実際に使ってみた感想
それでは、ユニフレームのジュラパワーペグを実際にペグ打ちしてみましたので、使用感を正直に書いていきます。
簡単に感想をまとめると以下のとおりです。
- とにかく軽い
- 驚くほど軽いのにしっかりと刺さる
- 曲げ加工のおかげで打ち込みやすく曲がらない
- 平打ち加工で勝手に回らない
- スチールペグに比べてさびにくい
- ペグ同士でペグが抜けにくい
- 短いのでタープ用ペグとしてはあまりオススメしない
とにかく軽くて強度も高いので、荷物を減らしたいキャンパーにとっては最高の相棒です!
それでは、それぞれについてわかりやすくお伝えしていきます。
とにかく軽い
ユニフレームのジュラパワーペグは20cmのペグで1本17gと驚くほど軽く、6本でもたった100gしかないので非常に持ち運ぶのが楽です。
通常の鋳造ペグと比べても6本でやっと1本分くらいの重さです。
荷物を軽くしたい人には最高ですね!
驚くほど軽いのにしっかりと刺さる
ユニフレームのジュラパワーペグは1本17gしかないので、テント付属のピンペグのように「全然地面に刺さっていかないのでは?」と疑問を持つ方も多いと思いますが、付属ペグとは比べ物にならないくらいしっかりと刺さります。
先端が非常に鋭くなっているのも刺さりやすいポイントですね。
テントの付属ペグなんかと一緒にしてはいけないクオリティの高さ!
曲げ加工のおかげで打ち込みやすく曲がらない
テントに付属のピンペグは叩く場所が少しでもずれると簡単にぐにゃっと曲がってしまいますが、ジュラパワーペグは曲げ加工がしてあるので非常に打ち込みがしやすいです。
また、何度か使って見ましたが、ヘッドのトップをしっかり叩けばガンガン刺さっていくので、付属ペグのように目に見えて曲がるようなことは無かったです。
打ち込みやすく曲がらない曲げ加工は非常に優秀だと実感しました!
平打ち加工で勝手に回らない
ジュラパワーペグはテント付属のピンペグのように単純に丸くできている訳ではなく平打ち加工がしてあるので、地面に刺さっている間に風の影響を受けて勝手に回ってしまうのを防いでくれます。
勝手に回ってしまうとペグに引っかけてある紐が取れてテントやタープが崩れてしまう可能性があるので、この平打ち加工は非常に重要ですね。
こういうひと手間がユニフレームの素晴らしいところ!
スチールペグに比べてさびにくい
ペグの素材が超超ジュラルミン製となっているので、鋳造ペグや鍛造ペグなどのスチールペグに比べてさびにくいのが特徴的です。
ただし、長く愛用していくためには汚れをふき取るなどのメンテナンスをしっかりと行いましょう。
ペグ同士でペグが抜けにくい
引っ張っても抜けない ひねることができない
ペグによっては余ったペグをペグ穴に刺し込むことで、ペグ抜きを使わなくてもペグを抜くことができるようになっていますが、ジュラパワーペグはペグ穴が無いのでペグ同士でペグを抜くのが難しいです。
なので、ジュラパワーペグを使う時はペグ抜きを使うことをオススメします。
セリアのソリッドペグ ソリッドステーク
ペグ穴にペグを刺すことができるセリアのソリッドペグやスノーピークのソリッドステークなどは、ペグ穴にペグを差し込みひねりながら引っ張ることで簡単に抜くことができます。
私自身は腰が痛くなるのが嫌なので、基本的にペグハンマーのペグ抜きを使いますけどね!
短いのでタープ用ペグとしてはあまりオススメしない
ジュラパワーペグは紹介してきたとおり非常に軽いうえ、長さが20cmと25cmのペグしかないので、タープ用のペグとしてはそこまでオススメできません。
25cmのペグであればなんとか耐えることが多いと思いますが、風が強い日は少し心配になってしまいますので、安心して過ごせるようにソリステやエリステのような重く頑丈な鍛造ペグを使うことを推奨します。
私はソリステ30cmやエリステ28cmをよく使います!
ユニフレームのジュラパワーペグ200と250の長さの使い分け方
ユニフレームのジュラパワーペグには2種類のサイズが用意されており、使用する用途や状況によって使い分けることができます。
商品画像 | ![]() | ![]() |
商品名 | ジュラパワーペグ200 | ジュラパワーペグ250 |
長さ | 200mm | 250mm |
重さ | 17g | 39g |
価格 | 6本1,800円 | 6本3,180円 |
使い道 | テント | テント タープ(推奨はしない) |
通常のキャンプ場でテントに使う前提であれば価格からみても、基本的にはジュラパワーペグ200をオススメします。
ただし、ファミリー向けの大きなテントに使う場合で風の強いキャンプ場などでは、ジュラパワーペグ250の方が安心できます。
また、ジュラパワーペグ250であればタープにも使うこともできますが、風の強い日などは重さが足りず抜けてしまう可能性もあるので、タープに使うことはあまり推奨しません。
価格が上がってしまいますが、少しでも安心感を増したい方はジュラパワーペグ250を選びましょう!
ユニフレームのジュラパワーペグがおすすめできる人
ユニフレームのジュラパワーペグがおすすめできる人についてまとめます。
ユニフレームのジュラパワーペグがおすすめできる人をざっとまとめるとこんな感じになります。
この中の項目が複数当てはまるようであれば、非常に相性の良いペグになるはずですので、ぜひ手に取ってみてください。
まとめ:荷物を軽くしたい人に超オススメな軽くて強度の高いペグ!
この記事では『ユニフレームのジュラパワーペグをレビュー|驚くほど軽くて強度の高い平打ちペグ』について書いてきました。
紹介してきたとおり、1本17gと驚くほど軽く強度も高いので、荷物を軽くしたいキャンパーに超オススメしたいペグです。
また、超超ジュラルミン製でさびにもつよいのでメンテナンスが楽になるのもかなり魅力的です。
実際に手に取ると想像以上に軽くてビックリしますよ!
ただ、20cmと25cmのペグしかないので、風の強い日のタープ用ペグに使うには少し心もとないので、重くて頑丈なソリステやエリステのような鍛造ペグと組み合わせることをオススメします。
ソリッドステーク エリッゼステーク
