スノーピークのペグハンマーPRO.Sをレビュー｜PRO.Cとどっちがいい？違いは？

今まで20本以上のペグハンマーを使ってきましたが、スノーピークのペグハンマーPRO.Sがあらゆる面で飛び抜けてレベルが高い最高のペグハンマーです。

ペグハンマーPRO.Sは高級感のあるデザインなうえ鍛造仕上げの最強ヘッドで、どんなペグでもガンガン打ち込める大人気のペグハンマー。

ただ、価格が5,000円台と少し高めになっているので、購入を迷っている方も多いと思います。

そこで、この記事では実際に何度もキャンプ場で使っている私が、『ペグの打ち心地』や『ペグ抜きの使いやすさ』などを徹底的にまとめました。

それでは『スノーピークのペグハンマーPRO.Sをレビュー｜鍛造仕上げでガンガン打ち込める最強ペグハンマー』について書いていきます。

スノーピークのペグハンマーPRO.SとPRO.Cはどっちが良い？→結論

結論から言うと、初心者〜中級者の方はスノーピークのペグハンマーPRO.Sを選ぶことをオススメします。

PRO.Sをオススメする理由

• 価格が3,000円ほど安い
• 頑丈でガンガン打ち込める
• ヘッドの素材以外はPRO.Cと同じ
• PRO.Cのヘッドの良さは様々なペグハンマーを使わないと分からない

スノーピークのペグハンマーPRO.SはPRO.Cに比べると3,000円ほど安く、スチール製で頑丈なので硬い地面でもガンガン打ち込める強さがあります。

また、PRO.Cはヘッドが銅で柔らかいので、ペグ打ちした時の衝撃を和らげてくれたり、ヘッドが潰れていく様がワイルドでカッコイイというのがメリットですが、このレベルのメリットを感じられるのはベテランの域と言えるでしょう。

なので、結論としてはベテランの方で様々なペグハンマーを使っており、微量な打ち心地の差が分かる人ならばPRO.Cを買うのも良いですが、初心者〜中級者の方はPRO.Sの方が断然にオススメ。

スノーピークのペグハンマーPRO.Sのレビュー

まずはスノーピーク(snow peak) ペグハンマー PRO.Sの特徴、外観/デザイン、触り心地、スペックについてレビューしていきます。

それでは、スノーピークのペグハンマーPRO.Sの特徴から確認していきましょう。

特徴

スノーピークのペグハンマーPRO.Sの特徴は以下のとおりです。

簡単にまとめると、シンプルかつ高級感のあるデザインで鍛造仕上げの強度の高いヘッドと重量感のある重さで、どんなに硬い地面でもガンガンペグを打ち込めるペグハンマーです。

外観/デザイン

全体のデザインとしては、王道の木製グリップに黒色のスチールヘッドで、キャンプの景観に合う高級感のあるデザインとなっています。

ヘッド部分は黒色で統一されており、『snow peak』のロゴも入っていてかっこいいです。

ヘッド近くの柄の部分には金具で安全ベルトがついています。

また、安全ベルトにはスノーピークのロゴとネームが印字されており、グリップ部分にはロゴが入っているので、一目見てスノーピーク製品だとわかるデザインです。

触り心地

グリップの触り心地は木製にニスが塗ってあるような感じで凸凹の滑り止め加工がしてあるので、スベスベというよりはツヤツヤしているので滑る感じはありません。

また、グリップ部分が少し太くなっているので見た目以上に握りやすいです。

さらに、ヘッド部分の付け根に安全ベルトも付いているので、手に巻きつけて打てばすっぽ抜ける心配もありません。

スペック

項目	詳細
メーカー	snowpeak（スノーピーク）
品番	ペグハンマーPRO.S
サイズ	約12.1 x 3.2 x 29.2cm  (長さx幅x高さ)
重量	約670g
色	ヘッド：黒色 グリップ：茶色（木製）
素材	ヘッド：スチール グリップ：木製
ペグ抜き	有り
安全ベルト	有り
価格	¥4,400（税込）※Amazon

スノーピークのペグハンマーPRO.Sを実際に使ってみた感想/使用感

スノーピークのペグハンマーPRO.Sを実際に使ってみたので感想や使用感を書いていきます。

簡単に感想をまとめると以下のとおりです。

それでは、それぞれについてわかりやすくお伝えしていきます。

鍛造仕上げのヘッドでペグをガンガン打ち込める

鍛造ペグやスチールペグを実際に打ち込んでみましたが、最強ペグと呼ばれているソリッドステークを打ち込めると宣伝しているだけあって、ずっしりとした重量感と鍛造仕上げの頑丈なヘッドのおかげでガンガン打ち込むことができました。

価格帯の近い鋼製ヘッドのロゴスのパワーペグハンマーと比較してみましたが、1回1回の打ち込み時のペグの刺さり具合が、こちらの方が深い感じがしました。

実際に試したペグは鍛造ペグのエリッゼステークと鋳造ペグのSOOMLOOMスチールペグです。

どちらのペグもガンガン打ち込めたので、この最強ペグハンマーとこれらのペグがあれば、砂浜を除くほとんどのキャンプサイトで問題なく打ち込めるでしょう。

シンプルで高級感のあるデザインがたまらない

実際に使ってみて思いましたが、やはりこのシンプルにも関わらず高級感のあるデザインが非常に良いですね。

王道の木製グリップに無骨好きには堪らない黒色のヘッドを採用しているので、キャンプ場の景観とすごく合います。

また、安全ベルトにはスノーピークのロゴとネームがありグリップにはロゴが入っているので、スノーピーク好きには堪らないでしょう。

木製グリップだけど滑り止め加工で滑らない

木製グリップはスベスベして滑りやすいイメージがありますが、スノーピークのペグハンマーには凸凹を付けニスが塗ってあるような感じに滑り止め加工がしてあるので、ツヤツヤしており素手でペグを打っても全然滑りません。

木製グリップで滑りにくいものを探している方には非常に良いと感じました。

滑り止め加工だけでなく握った時の手のフィット感をより重視したい方は、ロゴスのパワーペグハンマーのように樹脂製で指にフィットするような波形グリップのペグハンマーの方が良いかもしれませんね。

ペグ抜きが非常にしやすい

実際にヘッド裏についているペグ抜きを試してみましたが、差し込みやすいうえに角度も丁度よく抜けないように返しも付いているので、非常に抜きやすく感じました。

ペグをひねるのも楽にできました。

ピンペグも抜きやすいようにペグ抜き部分にホールが付いているのも魅力的ですね。

また、鍛造仕上げのヘッドになっており耐久性が非常に優れているので、ペグ抜き部分が折れてしまうリスクもかなり低いです。

重心がヘッド側で打ち込みやすい

重心が中心側だと打ち込む際の力がヘッドに伝わりにくいのですが、このペグハンマーは重心がヘッド側にあるので、振りかぶって打ち込む際の力がヘッドに集中し非常にペグ打ちしやすいです。

安全ベルトが使いやすい

すっぽ抜け防止の安全ベルトがヘッド下部に付いているので、手に巻き込んで引っ張りながら打ち込むことができ非常に良いです。

また、安全ベルトが平ぺったいのでベルトを一緒に握りこんでも、握り心地は全然悪くなりません。

重さやサイズ感が非常に良い

長さが約29㎝で重さが約654gと鍛造ペグなどの丈夫なスチールペグを打ち込むのに、非常に最適なサイズ感となっています。

ただ、重さが約654gあるので徒歩キャンプに持って行くには、オーバースペックで少し重いですね。

スノーピークのペグハンマーPRO.Sがおすすめできる人

スノーピークのペグハンマーPRO.Sがおすすめできる人についてまとめます。

スノーピークのペグハンマーPRO.Sがおすすめできる人をざっとまとめるとこんな感じになります。

この中の項目が複数当てはまるようであれば、非常に相性の良いペグハンマーになるはずですので、ぜひ手に取ってみてください。

まとめ：あらゆるペグハンマーの頂点に立つ最強のペグハンマー！

この記事では『スノーピークのペグハンマーPRO.Sをレビュー｜鍛造仕上げでガンガン打ち込める最強ペグハンマー』について書いてきました。

紹介してきたとおりシンプルなのに高級感のあるデザインで、鍛造仕上げの頑丈なヘッドとずっしりとした重さでペグをガンガン打ち込むことができ、ペグ抜きも非常にしやすい最強のペグハンマーです。

4,000円台とやや高い金額設定となっていますが、ペグハンマーは何回も買い替えるものではないのでこれくらい優秀なペグハンマーを1本持っておくことをおすすめします。

スノーピークのペグハンマーPRO.Sを手にするならば、ぜひ最強ペグと言われる鍛造ペグも手に入れて打ち込んでみて欲しいです。